昨今、タイで振り込め詐欺グループが逮捕されたことが大きく報道されており、ニュースなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか？
残念なことですが一つの詐欺グループが逮捕されたと言っても、特殊詐欺の被害に遭われる方は後を絶ちません。広島市内でも「平成から令和に代わる為、キャッシュカードが使えなくなる」など不審な電話が多くあるようです。
今日は、自分でできる振り込め詐欺の対策について、いくつか紹介させていただきます。

①家族と普段から連絡する
家族とは普段から連絡を取りあい、家族の最近の事を知っておくと被害防止に繋がります。家族からの電話に不審な所があれば、昔の思い出など聞いてみるのも有効です。

②一度電話を切ってからかけ直す
警察や銀行などの機関からの電話には一度電話を切り、１０４で電話番号を確認してからかけると良いでしょう。

③キャッシュカード番号を聞かれたら、電話を切る
警察官や銀行員がキャッシュカード番号を電話口で聞くことはありません。キャッシュカード番号などを聞かれたら電話を切りましょう。

④迷惑電話対策機能が付いた電話機を使う
最近の電話機には「迷惑電話対策機能」が付いたものもあります。電話機の交換の際にはこのような機能が付いたものに変更するのも良いでしょう。

振り込め詐欺などの特殊詐欺は年々巧妙化しています。被害に遭わないためには家族やご近所の人、銀行窓口の方などに状況を相談することが大切です。
警察にも＃９１１０という相談専用ダイヤルがあります。
ケアマネージャーさんや包括スタッフも必ずお力になれますので、不安に思ったときは身近な相談窓口に必ず相談してください。